ABOUT / NAGAKUTE Cultural Center

長久手市文化の家について

創造・交流・共有
森をわたる風と光にのせて
-長久手市からきらめく文化の発信。

 

 

 

長久手市文化の家は、市内の文化活動の拠点となるべく1998年7月15日に開館しました。

文化の家は、舞台公演から式典、集会まで幅広く対応できる可変式の「森のホール」とシンプルでオーソドックスな形式の「風のホール」、さらに実習・練習機能や情報・交流機能を備えた芸術文化空間「アートリビング」からなる総合文化施設です。

文化の家の命名は、“市民全体の「家」となってほしい”、“市民が「我が家」を感じるような親しみ深い施設になってほしい”という願いと、20世紀中頃フランスで起こった地方からの文化発信運動「文化の家運動」に因んでいます。

開館以来、長久手市文化マスタープラン(1998年第一次、2007年第二次策定)に基づき行ってきた自主事業の数々の取り組みは、地方自治体の文化行政における先駆けとして全国的に評価され、2006年にはJAFRAアワード(総務大臣賞)を愛知県内の施設として初めて受賞しました。市内人口約1%の芸術家が在住する「アートのまち・長久手」として、人と人を結びつける文化・芸術の力で、市民のみなさまと「ともに創る、きらめく長久手」を目指してまいります。

長久手市文化の家のあゆみ

  • 開館までのあゆみ
1992(平成4)年(3月)第3次長久手町総合計画で建設事業を位置づける

(4月)教育委員会社会教育課に文化施設担当を設置。長久手町総合文化会館(仮称)設立検討委員会設置

1993(平成5)年(3月)「総合文化会館(仮称)設立調査検討報告書」答申される

(4月)建設予定候補地を決定

1994(平成6)年(2月)建設予定地を決定

(4月)総務部に文化会館建設事務局を設置

(7月)長久手町文化施設構想委員会設置

(12月)「長久手町文化施設基本構想についての報告書」答申される

1995(平成7)年(3月)長久手町文化の家(仮称)建設設計者をプロポーザル方式で決定

(4月)基本設計着手。長久手町文化の家(仮称)建設・運営員会設置

(5月)長久手町文化サロン企画懇話会設置。議会に仮称文化の家調査特別委員会が設置される

(8月)実施設計着手

(12月)建設確認申請。議会に仮称文化の家建設特別委員会が設置される

1996(平成8)年(2月)起工式実施。

(3月)建設工事着手。

1998(平成10)年(3月)竣工式実施。

(4月)長久手町文化の家条例施行。

(7月15日)長久手町文化の家開館

  • 開館後のあゆみ
年度主な出来事代表的な主催公演
1998(平成10)年度(9月)長久手町劇団 座☆NAGAKUTE 旗揚げ公演

(11月)長久手町合唱団ニューセンチュリーコーラスNagakute 旗揚げ公演

(8月)第1回長久手地域演劇祭を開催

・開館祝賀 こけら落とし公演「三番叟」、「大下久見子&セントラル愛知交響楽団」

・ピアノ開き「佐々木伃利子&伊藤昌司ピアノコンサート」

・長久手音頭制定20年記念「島倉千代子コンサート」

1999(平成11)年度・開館1周年記念公演 東儀秀樹“雅”––高貴なる響きと優美なる舞––

・日本・ベルギー交流コンサート「オクサリス&正木裕子」

2000(平成12)年度(9月)第1回長久手国際オペラ声楽コンクールを開催

(11月)入館者100万人達成

・ベルリンフィル12人のチェリストたち

・劇団ホチキス「宇宙な男2000」

・愛知県立芸術大学ウインドオーケストラ第1回定期演奏会

2001(平成13)年度(4月)川上實(第6代愛知県立芸術大学長)が館長に就任。・開館3周年記念公演 トリプルピアノ(前田憲男・佐藤允彦・羽田健太郎)

・長久手町制施行30周年記念事業 東邦ガス名フィルコンサート(指揮:沼尻竜典)

・第4回長久手町地域演劇祭(演劇人冒険舎、愛知県立大学人形劇サークルとびねこ、兵庫県立ピッコロ劇団)

2002(平成14)年度(1〜2月)日本劇作家協会東海支部プロデュース第1回「劇王」開催。・MONO「きゅうりの花」

・泪目銀座「これはあけぼの」

・三代真史ジャズ舞踊団「BLACK BELT」

2003(平成15)年度(8月)フレンズのつどい第10回記念公演「森山良子アコースティックコンサート」開催。・長久手町文化の家開館5周年記念 タリス・スコラーズ

・能楽につつまれて語る芥川の世界「羅生門」(朗読:江守徹)

・長久手ダンスシアター「蜜の歳月(としつき)」

2004(平成16)年度(7月)第1回おんぱく(楽器の動物園)開催・流山児★事務所「心中天の網島」

・エマニュエル・パユ フルートリサイタル

・劇団黒テント「ぴらんでっろ」

2005(平成17)年度(3月)愛知県万博(愛・地球博)開催。

(6月)ベルギー王室フィリップ皇太子臨席のロイヤルフランダースフィル(P.ヘレヴェッヘ指揮)公演開催。

(7月)エデュケーションプログラム「であーと」(学校アウトリーチ)開始。

(9月)日本劇作家大会2005長久手大会 開催。「劇王」全国大会開催。

・フィンランド・ラ・テンペスタ室内オーケストラ&舘野泉

・エルンスト・オッテンザマーと仲間たち!

・長久手アートプロジェクト2005「字界へ 隘路のかたち」

2006(平成18)年度(7月)月1回のガレリアコンサートを開始。
ステージ・ラボ(長久手会場)開催。(1月)JAFRAアワード(総務大臣賞)を愛知県内で初受賞
入館者500万人達成
・羽ばたきコンサート 新しい波2006「炸裂ブラームス」

・Jr.ライト級チャンピオンタイトルマッチ「劇王IV」(劇王:柴幸男)

・第34回MONO公演「地獄でございます」

2007(平成19)年度(11月)ながくてアートフェスティバル開催・長久手町文化の家開館9周年記念。日本アイルランド外交樹立50周年記念 ザ・チーフタンズ来日公演

・おんぱく〜音のテーマパーク「情熱のボレロ」

・ヨハネ受難曲 オランダ・バッハ協会

2008(平成20)年度(9月)第5回長久手国際オペラ声楽コンクール開催。

(10月)開館10周年記念公演 秋吉敏子ジャズトリオ公演開催。

・フレンズのつどい Part.19 錦織健テノールコンサート

・宮川彬良&アンサンブル・ベガ〜New Year!しあわせの街から

・Jr.ライト級チャンピオンタイトルマッチ「劇王VI」(劇王:鹿目由紀「信号の虫」)

2009(平成21)年度演劇博覧会カラフル3開催(3日間で全16劇団の演劇を連続上演するショーケース型演劇フェスティバル)・ピョートル・アンデルシェフスキ ピアノリサイタル

・アイリッシュ・デイズ〜音楽のあるくらし

・ハインツ・ホリガーと仲間たち スイス・チェンバー・ソロイスツ

2010(平成22)年度演劇ワリカンネットワーク トリプル3」を3カ年にわたり開催・文学座公演「ぬけがら」(作:佃典彦)

・富良野グループ公演「歸國」

・スタッフ・ベンダ・ビリリ ジャパンツアー2010

2011(平成23)年度長久手オペラ20回目開催

(1月)市制施行。名称が長久手市文化の家となる。

・柿喰う客 女体シェイクスピア001「悩殺ハムレット」

・おんぱく〜音のテーマパーク「JAZZ夏でスウィング」

・林家たい平独演会〜師走の落語会〜

2012(平成24)年度(7月)coba produced 長久手応援ソング4曲初演

(9月)第6回地域演劇祭トークベント「演劇は震災を乗り越えたか…被災地からのレポート」開催

(1月)ガレリアコンサート100回
日本劇作家協会東海支部プロデュース第10回「劇王~天下統一大会」開催

・長久手市文化の家×三重県文化会館合同プロデュース「THE MISHIMA WORLD 三島ル。」

・スティーヴン・イッサーリス チェロリサイタル “Beethoven Day” with ロバート・レヴィン

2013(平成25)年度(4月)市民参画プロジェクト「住民優先予約」(4月~3月/全10回)

(6月)長久手応援ソング「クーテシガーナ」近藤良平による振付披露

(7〜9月)ジョイントフェスティバル愛知開催

(1月)日本劇作家協会「どしのぎ祭」開催

・coba producedフェスタ長久手2013「歌おう!踊ろう!味わおう!発信!長久手市民の文化祭」

・赤ヴァイオリンちゃんと、大きな悪いチェロ

・トム・プロジェクトプロデュース「あとは野となれ山となれ」

2014(平成26)年度(9月)市民参画プロジェクト「大規模修繕」(9月~11月/全3回)・ゲヴァントハウス弦楽四重奏団

・オフィス3○○「天使猫

・谷本賢一郎クリスマスファミリーコンサート

・クーテフェス&長久手冬のパン・スイーツ祭り

2015(平成27)年度(4月)広報プロジェクト開始(ホームページリニューアル)

(10月)情報誌「ハレとケ」創刊

(1月)市民参画プロジェクト「指定管理者制度」(1月~3月/全3回)

・矢野顕子ピアノ弾き語りコンサート「ひとりで飛ばすよ、どこまでも。」

・ハイバイ「ヒッキー・カンクーントルネード」

・ラヤトンと北欧のクリスマス〜ひと足早いアカペラライブのプレゼント

2016(平成28)年度(10月)ながくてアートフェスティバル2016(10回目)開催・日本劇作家協会東海支部プロデュース「劇闘」

・おんぱく2016「この夏、長久手に音楽の王国が現れる」

・劇団チョコレートケーキ「治天ノ君」

2017(平成29)年度(2~6月)大規模改修工事

(6月)リニューアル・オープン内覧会
事務室にフリーアドレスを導入

(9月)マスタープラン市民検討会議開始(9月~1月/全5回)

(3月)文化芸術マスタープラン策定(第3次)

・リニューアル記念公演 川上ミネ ピアノ&トークコンサート with サンドウィッチマン

・日本劇作家協会東海支部プロデュース「劇王Ⅺ」アジア大会開催

・エディクソン・ルイース コントラバスリサイタル

2018(平成30)年度(4月)広中省子が市民館長に就任

(9月)アクションプラン検討会議(9月~3月/全7回)

・二兎社42「ザ・空気ver.2 誰も書いてはならぬ」

・おんぱく2018「ようこそ、夏の音楽バザールへ」

・コンドルズ遊育計画(クーテダンス振付・近藤良平出演)

・スティーヴン・一サーリス・チェロリサイタル

2019(令和元)年度(4月)フランチャイズアーティスト制度開始
ふくし(社会包摂)事業開始(10月)デザイン職員制度20人目
※愛知県立芸術大学との連携で、毎年1年間デザイン科の学生を雇用し、チラシ等を制作(12月)文化の家アーカイブ・プロジェクト開始(3月)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策のため臨時休館
・山下和仁ギターリサイタル

・声優とミュージシャンがライブでお届け「ハロウィンおはなしシアター!」(出演:愛河里花子、かかずゆみ、ほか)

・虹のかけら〜もうひとりのジュディ(出演:戸田恵子)

2020(令和2)年度(4月)文化の家動画プロジェクト開始・新型コロナウイルス感染症対策モデルコンサート

・日本劇作家協会東海支部プロデュース「劇王2020」開催

・劇団ロロ いつ高シリーズ「グッド・モーニング」

2021(令和3)年度長久手市市政施行10周年・おんぱく2021〜ジャズは祭りだ! 渋さ知らズオーケストラハイブリッドライブ

・前進座 創作歌舞伎「牛若丸」

・Memorial Composersシリーズ(ストラヴィンスキー、シェーンベルク、サン=サーンス)

2022(令和4)年度(4月)文化の家課が生涯学習課と統合

(10月)東京大学先端科学技術研究センターと長久手市が連携協定を締結

・月夜のファウスト(串田和美一人芝居)

・国際マリンバフェスティバル

・Nagakute Nature-Centered Project「ハイキングコンサート」

2023(令和5)年度文化の家25周年記念プロジェクト・名演への招待シリーズ20「コリン・カリー・グループ」

・長久手の音を紡ぐ〜川上ミネピアノコンサート

・どうした長久手〜九人の武将幻想伝

 

長久手市文化芸術マスタープラン

長久手市文化芸術マスタープラン

文化芸術マスタープランは、”ともに創る きらめく長久手”の実現を目指す、本市の文化芸術行政の指針です。このプランに基づき、長久手らしい文化の創造と振興のため、さまざまな事業を展開してきました。

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長久手市文化の家15周年記念映像「ともに創る、きらめく長久手」

この映像作品は、開館15周年を迎えた長久手市文化の家が、それまで収録されていた映像アーカイブを取りまとめて、記念作品として制作したものです。
長久手市の文化拠点として取り組んできた自主事業やアウトリーチ、市民との連携プロジェクト、そして「日本一の福祉のまち」へ向けての文化的な視点など、過去の実績だけではなく未来のまちづくりへのメッセージが込められています。