舞台芸術作品を「観に行く」から「やってくる」へ
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- 情報を公開しました!(2024年5月23日更新)
2020年より資料の収集・デジタルアーカイブ化やそれらの利活用のサポートを行ってきたEPAD。その事業の中核として、消えゆく生の舞台を未来と世界へ届けるために、舞台作品の高画質収録と偏在して残された舞台公演映像の発掘を行ってきました。
2023年度より、こうして収集した「舞台公演映像」の利活用の一環として、劇場での上映会に本格的に取り組んでいます。この取り組みをさらに広げ、2024年度は全国公立文化施設協会の全国7支部にて、主に地域の舞台芸術関係者向けに様々な形式で上映会・シンポジウムを展開します。
舞台芸術作品を「観に行く」から「やってくる」へ
舞台芸術をもっと手軽に楽しんでいただく一歩を、ぜひ一緒に歩んでいただけたら幸いです。
開催日 | 2024年7月19日(金) |
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スケジュール | 10:30〜11:45 4K定点映像の上映 11:45〜13:00 休憩 13:00〜14:00 シンポジウム「公立文化施設の自主事業で舞台映像を活用する未来 ー企画面・技術面・費用面の考察ー」 14:00〜14:30 休憩 14:30〜16:15 複数カメラ映像の上映 |
会場 | 風のホール |
対象 | 劇場関係者、舞台芸術の創作に関わる方、舞台芸術の批評家、マスコミ関係者等 |
主催 | 一般社団法人EPAD |
共催 | 公益社団法人全国公立文化施設協会東海北陸支部、長久手市 |
助成 | 令和5年度補正予算 文化芸術振興費補助金 人材育成・収益化に向けた舞台芸術デジタルアーカイブ化推進支援事業 |
ずっと観たいと思っていた劇団が突然解散してしまった、予定が合わないとあきらめていた公演が大盛況で悔しい思いをした…。観たかった…!皆さんはそんな思いをされたご経験はありませんか?そんな思いを叶える橋渡しをしてくれるのが、EPADです。EPADとは、文化庁や広く舞台芸術界と連携して進める、舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター化支援事業(Eternal Performing Arts Archives and Digital Theatre)の略称です。2023年度より、収集した「舞台公演映像」の利活用の一環として、劇場での上映会に本格的に取り組んでおり、その取り組みについての上映会・シンポジウム【EPAD ReLIVE THEATER in Tokai Hokuriku】が、長久手市文化の家にて開催されました。
今回の企画は、劇場側にも上映会を開催するにあたってのノウハウを学ばせてもらえるという、とても光栄な企画で、前日の仕込みでは、劇場側へのレクチャーもあり、お客様が快適に2時間作品を楽しんでもらうための工夫などを学ばさせていただきました。
上映会では、EPADが特に力を入れている『没入感』(実際に演者かそこにいるかのようなクオリティでの上映会)についても、どのような仕組みで実現しうるか、また仕組みさえ押さえれば、地方の劇場でも非常に高いクオリティで舞台芸術を楽しんでいただけるということを実感していただけたように感じます。
ご来場された皆様は、実際の上映に使用する4Kプロジェクターを確認していたり、シンポジウムの質疑応答も次から次へと様々なご意見やご質問が飛び交っていて、関心の高さを感じました。
今回の上映会・シンポジウムは全国5カ所にて開催されており、ご参加された方は、確実にその可能性を感じて頂けると思います。舞台芸術をもっと手軽に楽しんでもらえる日は、そう遠くないのかもしれません。
本事業についてのお問い合わせはEPAD事務局までお願い致します。
EPAD事務局
info@epad.terrada.co.jp