福祉施設での演奏に特化したプロ演奏家集団「ふくしーず」
これまで閉じられた場所で演奏してきた彼らが、ついに表舞台に！
| おしらせ | 公演内容 | プログラム・出演 |
- 公演情報を公開しました！（2025年11月27日更新）
| 開催日 | 2026年1月30日（金） |
|---|---|
| 開催時間 | 昼公演 14：00開演（13：30開場） 夜公演 19：00開演（18：30開場） ※夜公演は劇場職員・演奏家向けですが、一般の方もお入りいただけます。 |
| 会場 | 長久手市文化の家 音楽室 （定員：60名、全席自由） |
| 料金 | 一般2,500円、学生2,000円 事前予約制、当日精算 予約フォーム ※お席に空きがある場合のみ、当日も受付いたします。 |
| 主催・問合せ | ふくしーず 石川貴憲 takasaxo@yahoo.co.jp |
| 協力 | 長久手市・長久手市教育委員会 |
長久手市内の福祉施設での演奏活動で生まれた昭和歌謡のレパートリーを中心に、クラシックの演奏家ならではの高い技術力を掛け合わせた演奏をお届けします！
「ふくしーず」は、文化の家から福祉施設へ出張演奏する「ふくしであーと」の取り組みがもとになって結成された演奏グループ。グループの中心であるサクソフォン奏者の石川貴憲さんは、文化の家で創造スタッフを務めたあと、フランチャイズアーティストとなり、福祉現場での演奏活動の可能性を広げてきました。ふくしーずはそんな文化の家との活動の中で生まれたグループです。福祉施設という場所だからこそ生まれたレパートリーを、どこかで公開したいという思いから今回の演奏会が実現しました。
昼夜2回公演ですが、夜公演ではアウトリーチに関心のある劇場職員や、これからアウトリーチを行おうとしている演奏家に向けて、これまでの音楽アウトリーチの経験から得られたことがお話されます。演奏家として生きていくことに悩んでいる方にもぜひ来ていただきたい公演です。
※アウトリーチ＝施設の外に出向いて行われる活動のこと
参考：
YouTube ＜TAG＞ダイアローグ #39「長久手市文化の家、アートと福祉」（豊田市民文化会館）
文化の家情報誌「ハレとケ」Vol.11 福祉事業レポート（6ページ）
YouTube 「ながくてハーモニー体操」（文化の家生演奏ver ）
プログラム・出演
プログラム
紫の煙／ジミ・ヘンドリックス（arr. 菅原拓馬）
愛の讃歌／エディット・ピアフ（arr. 菅原拓馬）
名古屋ブギウギ／服部良一
愛燦燦／美空ひばり
他
※プログラムは都合により変更になる場合がございます。
出演者
石川 貴憲（サクソフォン）
山口県下関市出身。愛知県立芸術大学音楽学部卒業。
第3回ナゴヤサクソフォンコンクール若手演奏家部門において第1位。2018年リサイタルデビュー後、ソロ、室内楽、オーケストラの客員等の演奏活動を開始。これまでにソリストとして愛知室内オーケストラと共演。客演として名古屋フィルハーモニー交響楽団、日本センチュリー交響楽団の公演に出演。
長久手市「文化の家」の契約アーティストとして、演奏会企画や高齢者施設へのアウトリーチ活動など、地域に根ざした活動を続けている。福祉と音楽をつなぐユニット「ふくしーず」（サクソフォン・ヴァイオリン・ピアノ）を主宰し、福祉分野とホール公演を横断するプロジェクトを展開中。明和高等学校音楽科非常勤講師。
参考演奏：YouTube「サックスとピアノで甦る あの日、あの時」（2020年8月23日、森のホール）
菅原 拓馬（ピアノ・作曲）
宮城県出身で、現在は愛知県や東海地方を中心に音楽活動を行っている。オーケストラや室内楽、合唱や声楽曲、ロックバンド、映像や演劇のための音楽などさまざまな編成や分野のための作曲作品のほか、編曲も多数あり、近作としては、守山文化小劇場25周年プレ企画「森のささやき風のうた」のために書かれた同題名のアンサンブル作品や、サクソフォーン奏者所克頼氏のために書かれたバリトンサクソフォンとピアノのための「Responsorium」などがある。演奏者としては、アンサンブルを中心に、ピアノのみにとらわれずピアニカやケーナ等を駆使した幅広い表現を繰り広げ、長久手市文化の家において行われた「MEMORIAL COMPOSERS 没後50年 ストラヴィンスキー 春の祭典２台ピアノ版」における丸尾祐嗣氏との共演は大変な好評を博した。近年は福祉方面にも関心を持ち、実際に障害を持つ方々の生活介助活動を行うほか、長久手文化の家福祉事業「ふくしであーと」の活動として、サクソフォーン奏者石川貴憲氏とともに長久手市内の各介護施設での演奏を継続的に行っている。
徳田 真侑（ヴァイオリン）
長久手市出身。名古屋市立菊里高校音楽科を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。学内にて福島賞、同声会賞受賞。オーストリア・グラーツ国立音楽大学大学院修了。2019年ヴェネチア音楽マスターコースにてバッハ賞受賞。現在は、長久手市・春日井市の小学校へ訪問演奏など、各地で演奏活動を行う。2022年9月より NHK名古屋青少年交響楽団ヴァイオリン・ヴィオラ部門指導者。長久手西小ヴァイオリンクラブ指導。