クラシック界を席巻するヴァイオリンの鬼才、ついに長久手に初登場!

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お知らせ


公演内容

破壊と再生、天使と悪魔

コパチンスカヤはヴァイオリニストという枠を超えた音楽家であり、芸術家なのである。その衝撃は実演に触れた時ほど大きいので、絶対に聞き逃すべきではない!―――小室敬幸(音楽ライター)

常識を覆す破天荒で天真爛漫な演奏は、常に物議をかもしてきた。ある人は魅了され、ある人は拒絶する。彼女の演奏の後には、いつも議論が巻き起こる。それでもなお、世界が彼女から目をそらすことができないのは、間違いなくそこに新しい音楽が存在するからである。幾度となく演奏され続けた名曲でさえ、彼女の前では新しい姿に生まれ変わるのだ。

コロナ禍が引き合わせた魂の相棒、ヨーナス・アホネンとの出会いによって、コパチンスカヤの演奏は新たなステージをむかえた。今まで味わったことのない衝撃の演奏が、ここにある。


開催日
開催時間19:00開演(18:30開場)
会場長久手市文化の家 森のホール
主催長久手市
助成文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)

独立行政法人日本芸術文化振興会

プログラム

  • A. シェーンベルク: 幻想曲 作品47
  • L. v. ベートーヴェン : ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 作品30-2
  • A. ウェーベルン: 4つの小品 作品7
  • L. v. ベートーヴェン : ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 作品47〈クロイツェル〉

曲目は変更となる場合があります。

公演チラシ

公演チラシ(おもて)

公演チラシ(うら)

Special Contents

01 Special interview

パトリツィア・コパチンスカヤ氏特別インタビュー記事が届きました。コパチンスカヤさんが、コロナ禍をどのように過ごし、そして、今どのような気持ちで来日公演に向けて準備しているのか……など、たくさんの思いが詰まった内容となっております。ぜひ、一度ご覧ください!

【special interview】パトリツィア・コパチンスカヤ_ヴァイオリン

 

02 文化の家情報誌「ハレとケ」特集記事

文化の家が定期的に発行している情報誌「ハレとケ」最新号(vol.15)の特集記事として、本公演の情報が掲載されました。コパチンスカヤ氏の人柄や音楽性、本公演の見どころを音楽ライター小室敬幸さんがコラムとして執筆してくださいました。ぜひご一読ください。

文化の家情報誌「ハレとケ」vol.15 特集記事

 

 

出演

Patricia Kopatchinskaja
Photo: Marco Borggreve

パトリツィア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)

Patricia KOPATCHINSKAJA Violin

モルドヴァ生まれ。作曲とヴァイオリンをウィーンとベルンで学ぶ。2000年シェリング国際コンクール優勝、02年「クレディ・スイス・グループ・ヤング・アーティスト賞」ほか受賞多数。
2018/19シーズンには、ソリストとして、ケント・ナガノ指揮/モントリオール交響楽団、キリル・ペトレンコ指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と共演するほか、ハインツ・ホリガー指揮/バーゼル室内管弦楽団とヨーロッパ・ツアーを行う。またアメリカでは、クリーヴランド管弦楽団とペーテル・エトヴェシュの《セブン》で共演したほか、日本では、テオドール・クルレンツィス指揮/ムジカエテルナとともに、チャイコフスキーの協奏曲を演奏する。
世界各地の音楽祭からも数多く招かれ、ルツェルン、ザルツブルク、ウィーン芸術週間、ロッケンハウスなどに出演。コパチンスカヤが音楽監督を務めた18年のアメリカのオーハイ音楽祭では、ルツェルンでの世界初演に続き、自身が構成したコンセプチュアルなステージ・プログラム《ディエス・イラエ》を上演し、好評を博した。
録音としては、14年よりアーティスティック・パートナーを務めるセントポール室内管弦楽団との共演による「死と乙女」で18年のグラミー賞を受賞したほか、ポリーナ・レシェンコと録音した最新盤「Deuxヴァイオリンとピアノのための作品集」も高く評価されている。
使用楽器は、英国の『The Strad』誌で「色鮮やかな音色を持つ楽器。そのヴィオラのような性質は彼女の演奏に格別な喜びを添えている」と評された、1834年製プレッセンダ。

公式WEBサイト(英語):https://en.patriciakopatchinskaja.com/

 

 

Joonas Ahonen Copyright Julia Wesely

ヨーナス・アホネン(ピアノ)

Joonas Ahonen Piano

フォルテピアノによる18世紀後期作品の演奏から、現代作品の世界初演まで幅広い音楽的関心を持ち、現代曲の代表的な演奏団体のひとつでもあるクラングフォルム・ウィーンや、ピリオド楽器を用いて古典派やロマン派の作品を演奏するロードベリ三重奏団のメンバーとして活躍。
ソリストとしても、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、フィンランド放送響楽団、BBC交響楽団等と共演。近年では、バーゼル・シンフォニエッタとウンスク・チンのピアノ協奏曲を世界初演したほか、テオドール・クルレンツィスが主宰するディアギレフ・フェスティバルでは、リサイタルのほかに、フィリップ・マインツのピアノ協奏曲を演奏した。パトリツィア・コパチンスカヤとは、ロッケンハウス音楽祭やウィーン・コンツェルトハウス、ミラノ・スカラ座など、世界各地で演奏を行っている。
BISレーベルより数多くの録音を行っており、BIT20とのリゲティのピアノ協奏曲や、アイヴズのピアノ・ソナタを収録した2枚組などが発売されているほか、最近ではアルバ・レコードから、メンデルゾーン兄弟による三重奏作品をピリオド楽器で演奏したCDをリリースしている。

公式WEBサイト(英語):https://joonasahonen.com/


チケット情報

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全席指定 未就学児入場不可
前売フレンズ会員4,500円(前売のみ)、一般5,000円、学生2,500円
当日一般5,000円、学生2,500円
発売日
窓口インターネット電話
フレンズ会員先行発売2023年1月7日(土)9:00インターネット予約なし2023年1月8日(日)10:00
一般発売2023年1月14日(土)9:002023年1月14日(土)10:002023年1月15日(日)10:00
チケット取扱い
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※インターネット予約ページの公演一覧には、2023年1月初旬に公演情報が掲載される予定です。

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0561-61-2888 (受付時間:開館日の9:00~19:00)

関連企画ヨーナス・アホネン ピアノ公開マスタークラス

もう一人の鬼才、ヨーナス・アホネン氏による、公開マスタークラスを開催いたします。

日時 2023年3月15日(水)

会場:長久手市文化の家 森のホール

講師:ヨーナス・アホネン

受講対象:ピアノソロ、またはピアノを含む室内楽グループ3組程度

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パトリツィア・コパチンスカヤ 日本ツアー 2023 公演予定(2023年1月12日現在)