これからのこと、ちょっと考えてみませんか。

おしらせ概要日時・申込ゲストレポート

お知らせ

  • レポート公開しました(2022年9月21日更新)
  • 開催情報を公開しました!(2022年7月15日更新)
  • 9月10日開催分が定員に達しましたので、受付終了しました。(2022年8月7日更新)
  • 8月20日開催分も定員に達しましたので、受付終了しました。(2022年8月10日更新)

概要

東京大学先端科学技術研究センターから先生をお招きして、これからの社会のことを一緒に考える哲学カフェを開催します。
参加資格も事前知識もいりません。

集まった人同士で気軽に対話をする時間です。
もしかしたら、思いがけない発見や新しいつながりが生まれるかもしれません。


日時・申込み

※定員に達したため、受付終了

※定員に達したため、受付終了

ゲスト
  • 中邑賢龍(東京大学先端科学技術研究センター シニアフェロー)
日時

参加料無料(要事前申込)
会場文化の家 美術室
定員25人程度

※定員に達しましたので、受付終了しました。

25人程度

※定員に達しましたので、受付終了しました。

申込み2022 年7 月20 日(水)10 時から
長久手市文化の家窓口 または
電話申込み 0561-61-2888 (受付時間:開館日の9:00~19:00)

チラシデータはこちら

 


ゲスト
vol.1   
近藤 薫(東京フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター/東京大学先端科学技術研究センター特任教授)

東京藝術大学をアカンサス賞を受賞して卒業後、同大学大学院修士課程修了。在学中、藝大派遣によりウィーン音楽大学の夏期講習会に参加し、アルバン・ベルク、アマデウス、ハーゲン弦楽四重奏団のメンバーに学び、室内楽の分野でも研鑽を積む。キャラバンコンサート20022005に参加、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、小澤征爾両氏より薫陶を受ける。国内のみならず、イタリア、ドイツ、オーストリア、スペイン、カナダ、中国、台湾などの各地に客演、透明感のある美しい音色、また、繊細さと力強さの両極をダイナミックに表現するその演奏は、各地で好評を獲てきた。

近年の活動としては、2015年から東京フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターを務める他、フューチャー・オーケストラ・クラシックス(旧・ナガノ・チェンバー・オーケストラ)、バンクーバー・メトロポリタン・オーケストラでもコンサートマスターを務める。長野市芸術館シーズンプログラム・プロデューサーとしてリヴァラン弦楽四重奏団を主宰。東京大学先端研では先端アートデザイン分野の設置に尽力、現在、特任教授としてアート的な感性による新しい社会概念の構築を目指す。

他にも西日本新聞紙上の随筆連載「金のおたまじゃくし」の執筆など、その活動は多岐にわたる。また、軽井沢音楽祭×軽井沢ニューアートミュージアム「アートはサイエンス」のプロデュース、新型コロナウィルス禍での世界初の試みとして各メディアから大きく取り上げられたYouTube動画子どもたちと東京フィルが「運命」を本気でリモート演奏してみたの企画配信など、プレーイング・プロデューサーとしても活躍している。

これまでに水野佐知香、岡山潔、松原勝也、ヴォルフガング・マルシュナー、海野義雄の各氏に師事。大幸財団、松尾財団より奨学金を授与。現在、東京フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター、フューチャー・オーケストラ・クラシックス コンサートマスター、バンクーバー・メトロポリタン・オーケストラ首席客演コンサートマスター、長野市芸術館レジデントカルテット リヴァラン弦楽四重奏団主宰、全日本学生音楽コンクール、日本香港国際音楽コンクール、刈谷国際音楽コンクール 審査員、東京音楽大学 非常勤講師、洗足音楽大学 非常勤講師、東京大学先端研特任教授。

東京フィルハーモニー交響楽団創設時のコンサートマスター近藤富雄は祖父で、三世代に渡ってヴァイオリニストという音楽家の家系に育つ。愛知県出身。

 

vol.2
神崎 亮平
(東京大学先端科学研究センター 教授)
https://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/research/people/staff-kanzaki_ryohei.html


中邑 賢龍
(東京大学先端科学研究センター シニアリサーチフェロー)
https://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/research/people/staff-nakamura_kenryu.html


レポート

【8/20 第一回 テーマ「あるく」】

第一回はゲストに近藤薫さん(東京フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター/東京大学先端科学技術研究センター特任教授)をお迎えし、「あるく」ということをテーマに開催されました。“カフェ”ということもあり、会場ではドリンクも振舞われ、ゲストの近藤さんのお話ぶりも穏やか。とても和やかな雰囲気で進んでいきます。

てつがくカフェは、正解を導くものではなく、あくまでも各々の意見を聴きながら、自身の心の変化を楽しむというものです。そのため、皆さん肩の力を抜きながら、ご自身のお考えを屈託なくお話されている印象でした。

最後には近藤さんのヴァイオリン演奏もあり、とても贅沢な時間でした。

 

 

【9/10 第二回 テーマ「心が動くってどういうこと?」】
第二回のゲストは、神崎 亮平さん(東京大学先端科学研究センター教授)と、中邑 賢龍さん(東京大学先端科学研究センターシニアリサーチフェロー)のお二人をお招きして開催されました。

神崎さんからは、生物という大きな括りの中での人間の位置づけや、生きるということ自体への問いかけ、また中邑さんからは、子どもの持つ無限の可能性や、教育についての考え方などについて講義があり、そののち、皆さんで自由に話を進めていきました。

話し合いには、お二人もチームに参加していただき、お話に花が咲き、あれよあれよと時間は過ぎていきます。

私も参加させて頂いたのですが、私のチームでは、心が動くということから始まり、幸せの定義や、生きること自体についても談義が進み、とても奥深く、てつがくカフェ終了後も、何となくテーマについて考えを巡らせていたりしました。

 

2回の開催を踏まえ、ご参加いただいた皆様からは「とても面白い企画」「是非とも継続してほしい」「こういう形でのコミュニケーションはとても楽しい」など、とても好意的なご意見をたくさんいただくことができました。

今後も”てつがくカフェ”を続けていけたらと手ごたえを感じる2日間でした。

 

てつがくカフェは、長久手市と東大先端研の連携により生まれたNNCP((Nagakute Nature-Centered Project)の企画として立ち上がりました。NNCPでは、今後も様々な企画を予定しております。これからのNNCPの活動にも、是非ともご期待くださいね。