せなけいこの絵本がお芝居になりました!
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- 公演情報を公開しました!(2022年6月30日更新)
- 公演レポートを公開しました!(2022年9月21日更新)
せなけいこの絵本が演劇に!
「いやだいやだの絵本」、「めがねうさぎ」シリーズなどで知られているせなけいこ氏。そのせなけいこ氏の絵本の一つ、「となりのたぬき」を老舗劇団冒険舎が取り上げ、演劇作品にしました!
せなけいこプロフィール
絵本作家。1931年、東京生まれ。童画家・武井武雄に師事して絵を学んだ後、1969年「いやだいやだの絵本」4冊シリーズで絵本作家デビュー。うち1作の『ねないこだれだ』のおばけは、せな作品のトレードマークともいえる存在になった。続く「あーんあんの絵本」4冊シリーズ、「めがねうさぎ」シリーズなど、今に読み継がれる名作を多数生み出し、あらゆる世代に支持されている。
冒険舎より
1981年創立して以来、「生きる勇気を持つ」、「人を愛する」をテーマに、子供から大人まで幅広い観客を対象に作品を作っています。
私たちは演じる事で、ずっと子どもたちと繋がっています。
演じる私たちと観る子どもたちとが、時間や空間を共有し、様々な思いを交錯できるのが生の舞台の魅力です。
子どもたちの歓声や拍手が日々の公演や新しい作品づくりの原動力になってきました。子どもたちの心のどこかに、芝居の記憶の断片が暖かく残り続け、生きる勇気に繋がっていってくれることを切に願っています。
開催日 | 2022年9月18日(日) |
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開催時間 | 14:00開演(13:30開場) |
会場 | 風のホール |
主催 | ジョイントフェスティバル協議会、長久手市、愛知児童・青少年舞台芸術協会、子ども・おやこ劇場東海連絡会 |
後援 | 愛知県、愛知県教育委員会、ANET |
うさぎ 内藤美佐子
たぬき どうけいちこ
つき youu-ji
2022年9月18日に、冒険舎公演「となりのたぬき」が開催されました!2022年度のジョイントフェスティバル公演を締めくくる公演です。
「となりのたぬき」ってどこかで聞いたことありますか?「いやだいやだの絵本」、「めがねうさぎ」シリーズの絵本が有名な作家、せなけいこさんの絵本です。
登場するのは、うさぎとたぬきとつき。
うさぎは、とってもまじめな性格。たぬきはちょっとぐーたらな子。たぬきは、うさぎさんがせっかくきれいに育てたお花を摘んでしまったり、いたずらしたりするんです。
レポート担当のわたし、たぬきに対しては「いやいや、それくらい自分でやりなさいよー」っと思わず言ってしまいそうになってしまいました。その一方で、「うさぎさん、少しくらいは相手してあげなよー」と思ったり。
あまりにも腹が立ったうさぎさんは、たぬきを「ぼっこぼこにして、ぺちゃんこにして、とばして」もらうために、おつきさまとある約束をします。
それは、「ひとつきの間、たぬきに親切にしてやること」でした。
その次の日から、うさぎはせっせとたぬきに親切にしていました。すると……
お礼にたぬきがうさぎに贈り物をしてくれたり、ありがとうと言ったり、……少しずつ2人の関係が変わってきました。
そして、ひとつきが経ったとき、うさぎはつきに「(たぬきを懲らしめるのは)やめてください!」と言うのでした。
たぬきはうさぎと仲良くなりたいけど、ちょっと不器用で。うさぎさんは、まじめでまっすぐでちょっとがんこ?で。どこにでもいるような2人でした。
今思えば、私のなかに、たぬきっぽいところやうさぎみたいなところがあるなぁと思いました。きっとみなさんの中にもたぬきさんやうさぎさんがいるんでしょうね。
「となりのたぬき」絵本を読んだことはありませんでしたが、図書館で借りて読んでみようかな、と思いました。