劇団B級遊撃隊が「おじいさんのらんぷ」を大胆アレンジ!?

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お知らせ


公演内容

佃典彦率いる劇団B級遊撃隊の記念すべき第60回本公演!昨年新型コロナウィルスの影響で泣く泣く中止となったB級遊撃隊の「らんぷ」。幻となってしまうかと思われた珠玉の作品が1年の時を経てついに文化の家で公演されます!「おじいさんのランプ」から着想を得てB級遊撃隊カラーで大胆にアレンジした他では見られない必見の公演をお見逃しなく!


開催日
開催時間①19:00開演 ②14:00開演 ③18:00開演 ④14:00開演
会場風のホール
主催劇団B級遊撃隊
協力長久手市

▼チラシデータ

チラシデータ(おもて) 

チラシデータ(うら)

公演直前インタビュー掲載しました!

今回の公演台本を手掛けた佃典彦さんにインタビューをしました!ぜひご覧ください!

▼インタビュー記事(バナークリックでリンクにアクセスできます)


出演

鬼頭卓見

山口未知

佃典彦

まどか園太夫

大脇ぱんだ

三井田明日香

神谷尚吾

 

スタッフ 

舞台監督:柴田頼克(かすがい創造庫)

音響:椎名KANS

照明:坂下孝則(舞光社)

大道具:才谷組

衣装:上海リル‘s

宣伝美術:劇団B級遊撃隊

制作:劇団B級遊撃隊 制作部

カンパニースタッフ:吉村公佑


観劇レポート

7/29(金)~31(日)、風のホールにて、劇団B級遊撃隊「らんぷ」が上演されました。

新型コロナウィルスの影響で、2度の延期、実に3年もの時間を経ての開催ということもあり、会場となる風のホールには、B級遊撃隊の本公演を心待ちにしていたお客様がたくさん!実に391名もの方に足を運んで頂きました。

今作は新美南吉の『おじいさんのランプ』を原作にしつつも、南吉の『鳥右ヱ門(とりえもん)諸国をめぐる』やシェイクスピアの『マクベス』などを織り交ぜた不条理劇。しかしそこに不自然さを感じさせないあたりが、さすがB級遊撃隊です。

 

カラフルな衣装に身をまとった登場人物たちは目まぐるしく配役が変わっていくのですが、違和感なく受け入れられる。
コロコロと変化していく世界に心地良さすら感じます。

気持ちの良いテンポで物語が進み、物語の中に新たな物語が絡んできたと思ったら、観ているこちら側も、あっという間に作品へと惹きこまれていきます。観客側も、何が芝居で何が現実なのかすらも危うくなるような感覚に!!

 

役者の皆さんは、さすが!といった圧巻の演技力。お一人お一人の個性が光っているのに、それぞれ邪魔をするのではなく、皆さんで世界を創り上げています。

そして、役者さんの中には、我らが創造スタッフ大脇ぱんださんも!
B級遊撃隊で観る大脇ぱんださんは、とても逞しく、美しく見えました…。

 

 

 

舞台美術や照明、音響なども、作品の世界観を巧みに表現されていて、いつも見ている風のホールとは違う、まさに「らんぷ」の世界に生まれ変わっている……。

観劇後に「もう一度観てみたい」と思わせる中毒性。
唯一無二の存在に酔いしれた週末でした。

劇団B級遊撃隊の皆様、ありがとうございました!!