ジャズの枠を超えて進化形を追い続けるRS5pbが長久手に登場

おしらせ公演内容出演公演レポートチラシ

お知らせ

  • 公演速報を公開しました!(2022年7月15日更新)
  • 公演情報詳細(チケット価格、チラシなど)を追記しました!(2022年11月23日更新)
  • フリーペーパーMEGに公演情報、類家心平氏インタビューが掲載されました!(2022年11月23日更新)
  • 公演レポートを掲載しました!(2023年2月20日更新)

公演内容

2013年から毎年開催している人気企画JAZZ長久手。今回は、ジャズトランぺッター類家心平率いるRS5pb(RUIKE SHINPEI 5 piece band)が登場!スウィング、R&B、ロック、アバンギャルド、フリー、その他あらゆる音楽的要素を包含しつつRS5pbというバンドにより昇華された音世界。ジャズを超えたあらゆる要素を包含しながら、これまで以上に鋭くも壮大でかつスペイシー、よりスケールの大きなRS5pbサウンドが繰り広げられます。


開催日
開催時間19:00開演(18:30開場)
会場長久手市文化の家 風のホール
主催長久手市
助成文化庁文化振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)

独立行政法人日本芸術文化振興会

チラシ

チラシデータ(おもて)

チラシデータ(うら)


メディア等掲載情報

フリーペーパーMEG vol.70にJAZZ長久手公演情報と類家心平さんのインタビューが掲載されました!記事内容は、WEB版で確認できますので、ぜひご覧ください!

フリーペーパーMEG情報はこちら

出演

RS5pb (RUIKE SHINPEI 5 piece band)

全方位的な活動をこなすトランペッター類家心平を中心に唯一無二の個性とバックグラウンドを持つメンバーにより構成される。ダンスカルチャーとエフェクティブな空間を内包し、ジャズミュージックの限界を自ら押し広げ独自のサウンドを構築。2018年に中華人民共和国の深センで行われたジャズフェスティバルで好評を博す。活動初期は、類家心平、ハクエイ・キム(piano)、鉄井孝司(bass)、吉岡大輔(drum)、からなるカルテットで活動。デビューアルバムと菊地成孔氏のプロデュースによるアルバムの2タイトルを残している。ピアニストが中嶋錠二に代わりギタリストとして田中拓也が加わり「RS5pb」として再始動。2013年にライヴレコーディングによるアルバム「4am」をCDとusbで、2016年にスタジオレコーディングによる「UNDA」をCDとLPでリリース。2020年にはバンド名をタイトルにした「RS5pb」をリリース、国内外から高い評価を受ける。

 

類家 心平 (トランペット)

青森県八戸市生まれ。高校卒業後海上自衛隊音楽隊でトランペットを担当。6年間勤務し退官後に上京。高瀬龍一氏にジャズトランペットを師事。2004年SONYJAZZから「urb」でデビューする。その他「菊地成孔ダブセプテット」や「DCPRG」に参加しフジロックフェスティバル等の出演で注目を集める。自身の名義では「RS5pb」で作品をリリース。2018年 には中国・深センにて開催された「OCT-LOFT Jazz Festival」に出演し集まった中国の多くの若者を熱狂させた。またピアニスト中嶋錠二とのデュオのアルバム「N.40°」を2014年に「Duo」を2022年にリリース、その後のライフワークとして現在も精力的に活動中。その他ジャズを題材にしたアニメと映画版の「坂道のアポロン」ではトランペットの吹き替えを担当する。LUNA SEAのギタリストSUGIZOが率いるバンド「SHAG」に参加する等活躍の幅を広げている。

類家心平オフィシャルサイト▶https://ruikeshinpei.com/

中嶋 錠二 (ピアノ)

1981年11月19日、青森県八戸市出身。幼稚園の時にクラシックのコンサートを聴き、ピアノに興 味を持ちそれから高校までクラシックピアノを学ぶ。尚美学 園大学ジャズ&ポップスコースに入学。坪口昌恭氏に師事し、ジャズピアノを学び影響を受ける。成績優秀者として、卒業演奏会で演奏をする。大山日出男、梶原まり子、小杉敏、金子健、藤井学、安藤 正則、類家心平、土濃塚隆一郎、国貞雅子、木村由紀夫、Breeze、などと共演。佐藤有介率いる、オリジナルバンド『girafe』に参加。その他にも、尺八や和太鼓などの和楽器との演奏もしてい る。いくつかのジャズヴォーカルや和楽器とのCDアルバムに参加。現在、都内などのジャズバーやライブハウスで、ジャズのライブを中心に活動中。

田中 ”tak” 拓也 (ギター)
大学在学時より都内のライブハウスを中心に演奏活動をし、98年よりバークリー音大に留学。バークリー在籍時には多数のローカルバンドに参加し、その当時ボストンのジャズ/ファンクシーンの中心地であるウォーリーズジャズカフェに日本人発のレギュラーギタリストに抜擢される。その中でサム•キニンジャーやアダム・ダイチを中心とするSoulive/Lettusメンバーたちとセッションを繰り返しボストン/ニューヨークファンクシーンの洗礼を受ける。2003年にはロスに活動の拠点を移す。2005年のジェイミーフォックスの誕生日パーティーのバンドに参加し、ラフィエルサディークやGUYなどとステージセッションを経験。その後タイリースのツアーバンドメンバーに抜擢され、ロスアンゼルスR&Bシーンに定着。念願であったスティービー・ワンダーとの競演も実現。2005年にはネオソウルシンガー、エイドリアナ・エヴァンスの日本ブルーノートツアーに参加。2009年より活動の拠点を東京に移し、JUJUのWhat’s Loveツアー参加をきっかけに活動の幅を広める。R&Bをベースにしながら広範囲なギタースタイルをカバーしているギタリスト。

鉄井 孝司 (ウッドベース)
1974年生まれ。東京都出身。ジャズとクラシック音楽を愛 する木版画摺師の父を持ち、幼少の頃から様々な音楽を聴き親しむ。ノーステキサス州立大にてジャズ音楽を専攻。ベースを JohnAdams、Lynn Seatonの両氏に師事。現在はトランペッタ ー類家心平Bandのレギュラーメンバーとして、また注目のジャ ズディーバ・青木カレン「Voyage」アルバムレコーディングおよびツアーのサポートベーシストとしての演奏に加え、首都圏エリアを中心に数々のライヴ・レコーディングセッション等をこなす。編作曲にも定評があり、シンガーソングライター「大石由梨香」の3rdアルバム『gleamingline』のディレクションを行い、オリジナル曲も提供している。またアニメソングカバープロジェクトのアレンジ・ディレク ションも行い、単なるカバーとは一線を画すオリジナルサウンドを見事に生み出している。

吉岡 大輔 (ドラム)
1975年5月6日生まれ,広島市出身。14歳でYamaha PoplarMusic Schoolにてドラムを初め18歳で上京。専修大学在学中より、日本の様々なジャズの巨匠たちとの共演を重ね、ライヴ&スタジオワーク等で活動を展開。作品としては 安カ川大樹 Ya!3 のアルバム、岡崎好朗Hank’s Moodアルバム、天野清継Silent Jazz Trioのアルバム 、ライヴやコンサートではチョン・ミョンフン指揮東京フィルハーモニー交響楽団の公演、岩見沢キタオ ン・ジャズ・フェスティバル(Soul Bossa Trio)、百々徹Trio日本ツアー、北川潔Trio日本ツアー、山中千尋Trioツアー、タップ・ダンサー熊谷和徳ツアー参加などレコーディング、ツアー、ライヴ・コンサートなど全国各地で活動を展開。2008年より法政大学経営学部非常勤講師を務める等多方面で活躍。著作は教則DVD『ジャズ・ドラム自由自在』(アトスイン ターショナル)など。現在は自己のバンド「吉岡大輔Express」を中心に類家心平バンド、高嶋宏Soul Meeting等で活動中。また、由紀さおりのコンサート・サポートとして、全国ツアー、TV各種メディアなどで活動するなど、共演者は多岐にわたり、ジャ ズを中心に、ポップスやR&B、ラテン音楽などジャンルの枠を超えた活動を展開中。繊細でダイナミックな表現とジャンルを 問わない音楽性は多くのファンを魅了している。

関連講座 音楽講座シリーズ「ジャズ」終了しました

人気沸騰中の音楽ライター小室敬幸氏による音楽講座を開催!ジャズをテーマに歴史を紐解くことで、ジャズの聴き方がわかるようになることを目指します。さまざまなスタイルがあるジャズ、聴いてみたいけどどうやって聴いたらよいかわからない人もぜひご参加ください!

日時 2023年1月28日(土)13:30開場/14:00開演

会場 長久手市文化の家 光のホール

料金 500円

講座詳細情報はこちら

公演レポート

2023年2月10日(金)に「JAZZ長久手~やっぱりジャズはイイ!」を開催いたしました。2013年から毎年2月ごろに開催しているこの企画。毎年名だたるジャズプレイヤーを迎え、本格的なジャズが気軽に楽しめる公演として人気の企画です。

今回ご出演いただいたのは……

RS5pb(RUIKE SHINPEI 5 piece band)のみなさんです!

リーダーは、日本を代表するジャズトランぺッター、類家心平さん!

公演担当は、9月に類家さんと一度お会いしているのですが、そのときの第一印象は、「か…かっこいい!」でした(語彙力なくてごめんなさい……)。ただ、目力がすごくてちょっと怖い人なのかも……とも思っていたのですが、とてもやさしくて気さくにお話ししてくださる方でした。

 

 

そのときと同じように、ライブ中のMCでも楽しくいろんなお話しをしてくださいました。そういえば、当初RS5pbのみなさんは関東から長久手まで車でお越しになる予定でしたが、当日の天気予報は関東は大雪……果たしてみなさん到着できるのだろうか……ととても心配だったことを覚えています。(最終的には、他の手段でいらっしゃったので、無事に公演を迎えることができました)

 

本番は、ラストの曲とアンコールだけ中で聴くことができました!

ラストの曲「CIVET」は、とても疾走感のある曲で、類家さんはもちろん、みなさんかっこよすぎて……こんなにかっこよい人たちが長久手に来てくれた、といううれしい気持ちでいっぱいになりました。

アンコールの「ZERO ZERO」は、類家さん、そしてRS5pbを長久手にお呼びすると決まった時に、最初に見た動画で聴いて「めっちゃかっこいい!この5人!」と衝撃を受けた曲だったので、個人的には生で聴きたい曲No.1でした。動画よりも生で聴くのが100倍よかったです!

今回のセットリストはすべてRS5pbのオリジナル曲だったこともあり、おそらく多くのお客様にとっては初めて聴くものばかりだったと思います。みなさんがよく聴くようなJAZZではなく、どちらかといえばロックのような……というかジャンルレスというか……ボーダーレスというか……なんだか新しいジャズの形を見た(聴いた)ような気がしました。

終演後には、CD販売会とサイン会も行われました!なんと、5人全員ホワイエに来ていただきました!コロナが流行してから、サイン会ができていなかったので、とっても久しぶりのサイン会となりました。みなさん直接ライブの感想を類家さんたちにお伝えされていました。(担当も無事にCDをゲットすることができました!毎日聴きます!)

みなさま、次のJAZZ長久手も楽しみにしていてくださいね!