お知らせ公演概要出演終演レポートチラシ

笑点でおなじみ、好楽さんと小遊三さんが長久手に!

2024年の初笑いは文化の家で!


お知らせ

  • 公演情報を公開しました!(2023年10月23日更新)

公演概要

笑点でお馴染みのおふたりによる落語会。軽快な噺を得意として真打ち昇進から40年、長久手ではどんな芸を見せてくれるかお楽しみに。同年代の好楽師匠は、長久手初登場。とぼけた印象の好楽師匠ですが古典落語は一見の価値あり。ご期待ください。

開催日
開催時間14:00開演(13:30開場)
会場森のホール
主催長久手市、株式会社オールドキッズ

チラシ

チラシデータ


出演

三遊亭 好楽

落語界でこの人の悪口を言う噺家はひとりもいない。「もし、落語協会・落語芸術協会・円楽党・立川流が統一したら、初代会長は好楽さんならまとまるんじゃないか」という声が出るほどの人物である。お酒が大好きで、酒におぼれた答え?が多いが、答える際に自信がないとだんだん声が小さくなっていってしまう。「面白くないところが面白い」という落語界初のユニークなキャッチフレーズで、我が道を行く。
【芸歴】
1946(昭和21)年8月6日生まれ
1966(昭和41)年4月、八代目 林家正蔵に入門。林家九蔵を名乗る。
1971(昭和46)年、二ツ目昇進。1981(昭和56)年、真打昇進。
1982(昭和57)年、三遊亭円楽 門下に移り、三遊亭好楽となる。

三遊亭 小遊三

楽屋も高座も明るいキャラクターで回りはいつも笑い声が絶えない。意外にも笑点メンバーイチのもて男で、女性からの誘いも多いが、奥さんに怒られないように座ってオシッコする恐妻家、いや、愛妻家。落語より卓球のほうが上手いというほどのスポーツマンで、1964年,2021年と、2度の東京オリンピックの聖火ランナーを務めた。落語芸術協会の噺家バンド「にゅうおいらんず」ではトランペットとボーカルを担当。

【芸歴】
1947(昭和22)年3月2日生まれ
1969(昭和44)年4月、三代目 三遊亭遊三に入門。三遊亭遊吉を名乗る。
1973(昭和48)年、二ツ目昇進。三遊亭小遊三となる。
1983(昭和58)年、真打昇進。

 

終演レポート

毎年年始の恒例となっている【ながくて寄席】。今年は笑点でもお馴染みのお二人「小遊三・好楽二人会」です。さすがのお二人、会場となった森のホールはほぼ満席となり、お二人の登場を待つお客様の熱気で、冬の寒さもどこ吹く風といった感じでした。

まずは前座となる三遊亭楽太さんの登場。フレッシュな活気と小粋な雰囲気を纏い、どこか可愛らしい落語で会場を和ませてくださいました。そしてついに小遊三さんの登場です。ピリッとした貫禄とどこかワルさを感じるような笑顔。枕で観客の心をすっかりつかみ、そのまま演目へと流れ込みます。大きな森のホールの舞台はすっかり小遊三さんの落語の世界へ。あっという間に30分が過ぎ、前半が終了しました。

休憩中はホワイエの売店が大盛況で、まるで城下町の通りのような賑わい。活気かある休憩は良いものです。

そして後半。まずは翁家勝丸さんの大神楽曲芸が舞台に花を咲かせてくれます。すごい!という技はもちろん、お話もとても楽しく、大盛り上がりのままバトンは好楽さんへ!何かを企んでいるような不敵な笑みに、お馴染みのピンクのお着物。正真正銘の好楽さんです。笑点で観ていた雰囲気はもちろんですが、さすがの存在感。空気をパリッと変化させる落語力。何もかもが圧巻で、大盛況のうちに幕を閉じました。

アンケートでは「生の落語は楽しい!」「笑点でお馴染みのお二人にこんな近くで会えるなんて!」などと、皆様とても楽しんでいただけていた様子。2024年もたくさんの笑顔とともにスタートとなりました!

2024年も文化の家は、落語はもちろん、たくさんの楽しい事業を展開してまいります!皆様どうぞお楽しみに。