俳優館公演「わたしの昆虫記」の世界をのぞいてみませんか?

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お知らせ

  • レポート公開しました。(2022年9月25日更新)
  • 開催情報を公開しました!(2022年8月24日更新)

概要

内容

総合劇集団俳優館『わたしの昆虫記』作・演出の右来左往氏を講師に迎え、台本を読んでいきます。
作品に触れることで作品自体の魅力はもちろん、登場人物の心情をご自身の心で感じていただけます。
ぜひともお気軽にご参加ください。

対象

中学生以上対象、演劇経験不問、未経験者大歓迎、演劇経験のある方も歓迎!


日時・申込み

日時
参加料

500円(当日支払

会場文化の家 講義室2
定員20人
申込み◎8月23日(火)10時~ 長久手市文化の家窓口またはお電話にて
 0561-61-2888 (受付時間:開館日9:00~19:00)

チラシデータはこちら

 


講師

右来左往(みぎきさおう) 劇作家・演出家

1962年生まれ。愛知県一宮市出身。
愛知県立一宮西高等学校中退後、映画監督を目指して東映京都撮影所にもぐり込み、シナリオライター・故、結束信二に師事する。
1985年、劇団京都笑好会議所結成。北村想、別役実、井上ひさし、唐十郎、清水邦夫などの現代演劇作家の作品20数本を演出。1989年、劇団パノラマ☆アワーを主宰結成。以降、劇作、演出作品は百数十作品に及ぶ。
また、全国各地域で市民劇団の作・演出、ワークショップを指導。近年は名古屋に拠点を移し、総合劇集団俳優館などの創造団体に作・演出作品を提供。名古屋二期会ではコンサート等の構成・演出、オペラ作品の演出として参加。
円頓寺商店街内にあるカブキカフェ・ナゴヤ座の座付き作家兼演出家として、ナゴヤカブキの数々の作品を提供。
主な受賞歴 第5回テアトロ・イン・キャビン戯曲賞佳作。平成4年度文化庁舞台芸術創作奨励特別賞。日本劇作家協会新人戯曲コンクール大賞。平成9年度京都市芸術新人賞、等。
名古屋芸術大学非常勤講師。日本演出者協会会員。


レポート

みなさんは「脚本」を目にされたことはありますか…?
学芸会や文化祭、また、対談なども「脚本」に近い文体になっていたりしますよね。
そんな「脚本」に触れ、作品世界を覗いてみよう!というワークショップが開催されました。


10/2(日)総合劇集団俳優館「わたしの昆虫記」の作・演出である右来左往氏を講師としてお迎えし、同作品の一部を朗読するワークショップ。小学6年生から60代まで、実に様々な方がご参加いただきました。

朗読ワークショップと言っても何をするの?と、興味と不安が入り混じったような参加者の皆さんを前に「要は読み合わせです!」とわかりやすい説明で進めていく右来さん。

サクサクと歯切れのよいトークで、自身の演劇人生や脚本作成の背景をお話されながら、いよいよ実際の脚本を使っての朗読(読み合わせ?)のスタートです!

皆さんの緊張が伝わってくるような空間の中で、右来さんがバンバンと読む人を指名していきます。右来さんの勢いに躊躇してはいられません!

指名された方は、とにかく声に出して読み、それに対し右来さんが、まるで本当の稽古のように指導をしてくださいます。ちょっとした指導で、皆さんのセリフはあっという間に生き生きとしてきます。すると不思議なことに、作品情景や舞台設定、登場人物の心情などが、次々と浮かんでくるのです。
まるで、自身が舞台に立っているかのように…。

右来さんの指導は、決して何かを押し付けるようなものではなく、自身の経験の中で「こういう状況ならどんな風になるか?」といったヒントをくださるような感じなので、皆さんも落とし込むとあっという間に雰囲気が仕上がってきます。

「優しく指導します」と言いつつも、竹を割ったような話しぶりの右来さん。受け止める方によっては厳しい印象を受けるのではと思っていたのですが、参加者の方は真剣に向き合いつつもなんだかキラキラしている…。

怒涛のような3時間が過ぎ、ワークショップは無事終了。

アンケートにも「楽しかった」「思っていた内容とは違ったけど、参加してよかった」など、皆さん貴重な時間を過ごしていただけたようです。

10月2日(日)「わたしの昆虫記」では、朗読にて使われたシーンがどのような景色を見せてくれるのか、とても楽しみですね。

本公演

総合劇集団俳優館『わたしの昆虫記』
2022年10月2日(日)14:00~@長久手市文化の家 森のホール

本公演情報はこちら