年に一度の「長久手名物」!
ユニークな座組の役者陣!
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- 公演情報を公開しました!(2024年2月20日更新)
- 観劇レポートをアップしました!(2024年3月26日
公演内容
長久手市文化の家のアートスクール「戯曲セミナー」の受講生のうち、講師・演出家のはせひろいちさん(劇団ジャブジャブサーキット)により選出された優秀作品を、ユニークな座組でお届けします。
皆さまお誘いあわせの上、ぜひお越しください!
※発表会タイトルは、選抜作家の氏名と作品名の「頭文字」で皆で考えた、毎年恒例のアナグラムです。
開催日 | 2024年3月16日(土) |
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開催時間 | 16:30開演(16:00開場) |
会場 | 風のホール |
入場料 | 無料(予約不要) |
主催 | 長久手市 |
近日公開予定
第一話「言い残したこと」 田村優太・作
第二話「よそごと」 日坂朱里・作
第三話「アラレ」 台越竜太郎・作
第四話「白雪姫の棺と七人の小人」 久田恭子・作
毎年ユニークなキャスティングと講師のはせさん演出による豪華さが話題の【戯曲セミナー優秀短編上演会】。今年は森のホールの座☆NAGAKUTE本公演の上演時間の合間ということもあって、130名ほどのお客様がご来場いただきました。
第一話「言い残したこと」 作・田村優太
戯曲セミナーでは常連となりつつなる田村優太さん。毎年シュールでコミカルなお話しを展開してくれます。今回は”死”という重くなりがちな題材を面白おかしく利用しつつ、人と人とのこっけいなやりとりを醸し出していました。
誰もが知っているアノ曲を使っての演出も、台本の世界観をより巧みに醸しだし、とても楽しく見られました。
第二話「よそごと」 作・日坂朱里
遊園地に男性2人という独特の設定を、台詞から自然にあぶり出てくる様子が、パズルが組み立てられるような面白みがあるような作品でした。そしてなんだか、その男性2人の雰囲気が、ちょっとかわいらしかったのも印象的です。
また、その場にいない人々を客側と共有させることで、世界をぐっと広げてくれたように感じます。
第三話「アラレ」 作・台越竜太郎
近未来のAIロボットと介護という、現代の問題を巧みに絡ませた作品。人とロボットの差を決定的に見せつつも、人が求めているものが、便利さや性能ではなく、その人が持つ情や時間ということを感じるような、観客側にも自分の大切なものを改めて考えさせるような作品でした。
第四話「白雪姫の棺と7人の小人」 作・久田恭子
幕が開いた途端、立て膝の大人7人が与えるインパクトたるや。シュールな展開に思わず笑いが漏れ出るような作品でした。誰もが知っている物語の裏(むしろ現実?)をつくような内容に、どこかで頷いてしまうような、滑稽な作品でした。作品と反したカラフルな舞台や、巧妙なキャスティング(なんと、座☆NAGAKUTEにて演出をされている佃典彦さんもご出演!)も見応えがありました。
4作ともとても見応えがあり、あっという間の75分。これで無料とは、毎年驚かされます。戯曲セミナーは来年度も実施されます!来年度はあなたの作品が舞台上に!なんてことも夢ではありませんよ♪
講師のはせひろいちさん、受講生の皆様、ご出演の皆様、とても素敵な舞台をありがとうございました!