年に一度の「長久手名物」!

ユニークな座組の役者陣!

お知らせ公演内容出演作品チラシ終演レポート

お知らせ

  • 公演情報を公開しました!(2024年11月30日更新)

公演内容
長久手市文化の家のアートスクール「戯曲セミナー」の受講生のうち、講師・演出家のはせひろいちさん(劇団ジャブジャブサーキット)により選出された優秀作品を、ユニークな座組でお届けします。皆さまお誘いあわせの上、ぜひお越しください!

※発表会タイトルは、選抜作家の氏名と作品名の「頭文字」で皆で考えた、毎年恒例のアナグラムです。

開催日
開催時間15:00開演(14:30開場)
会場光のホール
入場料無料(要整理券、12月7日より文化の家受付にて配布開始)
主催長久手市

 

チラシ

上演作品 

第一話「遅刻面談」 ・作:山本史子

ヒガシ 加藤諒

サカモト 中川アツキ

イガワ 中尾達也

社長 勝田雄介

第二話「探偵はウチにいる」 ・作:稲田幸子

男1 西田亮太

女1 つかさきめぐり

女2 山本史子

第三話「カップでお茶を」 ・作:磯貝理香

女1 林優花

男1 加藤諒

女2 稲田幸子

女3 さくら

男2 中川アツキ

第四話「レストラン 藍」 ・作:江口純代

クロイ 中尾達也

岩崎 栗木己義

※都合により、作品上演順、出演者が変更なる場合があります。ご了承ください。

終演レポート

長久手市文化の家のアートスクール「戯曲セミナー」の受講生のうち、講師・演出家のはせひろいちさん(劇団ジャブジャブサーキット)により選出された優秀作品を、ユニークな座組でお届けしている【戯曲セミナー優秀短編上演会】。今年は閉館間近ということもあり、光のホールでの朗読スタイルで開催されました。

第一話「遅刻面談」 ・作:山本史子


サラリーマンであれば、どこか他人事とも思えない一コマを面白おかしく描いた本作品。登場人物のセリフや雰囲気もどこかシニカルで滑稽。でも妙な現実味が、作品としての魅力を感じさせてくれました。最後のオチもなんだか清々しい作品でした。

 

 

第二話「探偵はウチにいる」 ・作:稲田幸子


どこか謎めいた雰囲気を醸し出す夫婦。最近世間を騒がしている“不倫”をモチーフに使いつつ、人間関係の皮肉感を描いた作品でした。どこが本当でどこが偽りなのか…。観客側もあたかも探偵のごとく、作品の真意へと惹き込まれていたように感じます。

 

 

第三話「カップでお茶を」 ・作:磯貝理香


現代なのか、もしくは近未来を描いたのか…現実と非現実を絶妙に行き来するような設定の中で繰り広げられる会話劇です。世間のしがらみや苦しさとの向き合い方や、それでも生きていく人々が存在する社会のリアルを描いたような独特の空気感の作品でした。

 

 

第四話「レストラン 藍」 ・作:江口純代


男性二人の会話劇。ある店にやってきた客が、自身の抱えてきた葛藤と向き合い、歩んでいくようなお話です。お客の苦悩や、その苦悩にそっと手を差し伸べる店員の雰囲気、そしてその二人のやり取りがとても絶妙な、優しいお話でした。

 

 

今回は、全体的に少し短めのお話ではありましたが、どの作品もギュッと詰まった見応え充分な作品ばかりでした。作家の皆様はもちろん、ご出演いただいた皆様、そして演出のはせさん、素敵な作品をありがとうございました!
開館当初から続いていた戯曲セミナーも、休館に伴い一旦は終了となります。たくさんの素敵な作品を創出していただいた戯曲セミナー、そして講師のはせひろいちさんには感謝してもしつくせません。開館後についてはまだまだ未定ですが、素敵な作品を創出できるような機会をまた作っていけたらと思っています。
本当にありがとうございました!これからもどうぞよろしくお願い致します!