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小さな子どもたちに贈る セリフのない演劇
- 公演情報を公開しました!(2022年5月27日更新)
- ファミリエ紹介動画を公開しました!(2022年7月27日更新)
イタリアからやってくる劇団ラ・バラッカのコミカルな家族ごっこ
あらすじ
洋服屋のショーウィンドウに男たちがきた。仕事そこのけチョッカイかけたりじゃれあったり。
さあ遊びはオシマイ!
でもマネキン人形にシャツを着せ始めると、今度は着せたり脱がせたりの着せ替えごっこが!
「これはお父さんのマネキンだからこの服!」とか「このお母さんにはドレスが最高!」とか「この二人には子どもがいなきゃ」と、マネキンを家族に見立てて遊び出すのだが……。
このお芝居にはセリフがありません。
好奇心旺盛な小さな子どもたちにこそ、ぜひ見てもらいたい作品です!
劇団ラ・バラッカからのメッセージ
僕らにとって、小さな子どもたちは単に守ってあげるべき存在ではなくて、対等の友人です。そんな彼ら、乳幼児向けの芸術を生み出す者として心がけているのは、「共感」です。舞台上の俳優と子どもたちの間に生まれる共感かもしれないですし、舞台を一緒に見ている保護者と子どもの間の共感かもしれません。理解してもらうというよりも、そんな「共感」を舞台に感じとってもらえたらと思っています。
ジョイントフェスティバルとは…?
2013年にスタートして10年目を迎えました。地方自治体・公共ホール・文化芸術団体と市民が協働して、地域の子どもたちに優れた舞台芸術を提供する広域連携プログラムです。連携プレーと文殊の知恵によって海外の児童劇の招聘や地域発のオリジナル作品を制作してきました。2022年の夏もステキな企画を揃えて皆様をお待ちしています。
開催日 | 2022年8月7日(日) |
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開催時間 | ①11:00開演(10:45開場) ②14:00開演(13:45開場) 上演時間35分 |
会場 | 風のホール |
主催 | ジョイントフェスティバル協議会、長久手市、愛知児童・青少年舞台芸術協会、 子ども・おやこ劇場東海連絡会 |
後援 | 愛知県、岐阜県、愛知県教育委員会、岐阜県教育委員会、ANET |
アンドレア・ブゼッティ
ロレンツォ・モンティ
作・演出|アンドレア・ブゼッティ
共同演出|カルロッタ・ツィーニ、エンリコ・モンタルバーニ
洋服屋のショーウィンドウにやってきた男たちが、
仕事そこのけでチョッカイかけたりじゃれあったり。
マネキン人形にシャツを着せ始めると、今度は着せたり脱がせたりの着せ替えごっこが!
「これはお父さんのマネキンだからこの服!」とか
「このお母さんにはドレスが最高!」とか
「この二人には子どもがいなきゃ」と、マネキンを家族に見立てて遊び出す!
という、なんとも可愛らしいお話です。
役者のアンドレア・ブゼッティさんとロレンツォ・モンティさんは、実は身長が180㎝以上(むしろの190㎝近い)の長身!
舞台に登場すると存在感がとてつもないのですが、
いざ舞台が始まると、とってもコミカルな動きとチャーミングな表情で、会場を和ませてくれます。
そんな二人のやり取りに子どもたちも大喜びで、始終笑いが溢れていました。
また、お子さんが楽しんでくれることはもちろんですが、セリフがないがゆえに、大人たちは役者二人の動きから、舞台上の2人が何を考えながら、笑い、泣き、そして、日々を送っているのかを想像する…。
楽しい日々を思い浮かべる人もいれば、悲しい過去を想像し、明るい未来を想う人もいる。。。
それぞれの年齢や背景で、いかようにも楽しめる素敵な舞台でした。
また、本公演終了後には10分ほどのQ&Aタイムも設けられ、沢山の質問が飛び交っていました。
本作品はもちろん、人々が舞台作品に触れることについても、理解を深めて頂けたのではと思います。
また、ホワイエには、文化の家美術系創造スタッフの高野さんが作ってくれたフォトスポットも登場!
終演後には列ができるほどの盛況ぶりでした。
とても可愛らしく、無性にじーんとくるような作品……。
劇団ラ・バラッカの皆さん、イタリアより素敵な作品をありがとうございました!