秋の風が通り抜ける夕暮れの中で、美しいダンスを見る時間

おしらせ公演概要レポートチラシ

 


お知らせ

  • 公演情報を公開しました!(2022年9月14日更新)
  • 公演レポートを公開しました!(2022年10月5日更新)

公演概要

開催日
開催時間18:30開演(上演時間45分)
入場料無料・申込不要
会場⻑久⼿市文化の家 芝生広場(屋外)
主催長久手市


チラシデータ

観覧無料・申込不要

※雨天の際は文化の家1階ガレリアにて開催

公演レポート

ダンス公演といえば、劇場の舞台上で行われるイメージがありますが、今回のトワイライトダンスの会場は屋外(芝生広場)。芝生広場の一部を複数のランタンで囲い、温かみのあるスポットライトで照らしだしており、薄暗い中に浮かび上がるような演出となっていました。
秋の風が通り抜ける夕暮れの中で公演が始まります。
公演の内容は4部構成で、
・林さん、松林さんによる作品として創られたダンス
・弓立さん、小田さんによる、夕暮れに合う即興演奏
・朗読とダンスの共演
・即興ダンスに即興演奏のコラボレーション
のパートに分かれて進められました。

まずは、林さん(創造スタッフ)と松林さんのダンスです。自分の思いやテーマを自由に体で表現するコンテンポラリーダンスです。夕暮れの中に浮かび上がったお二人のダンスはとても幻想的で、日没の情景とマッチしており、会場を魅了していました。芝生の上で踊るダンスはとても気持ちよさそうでした。

 

弓立さん(鍵盤)と小田さん(パーカッション)の演奏は、お互いに即興で音を出し、その音にお互いが合わせていき曲を奏でるという、二度と同じものは聴くことができない、その場限りで生まれる曲です。心地のよい演奏に目をつぶって聞いている人もいました。
観客のみなさんもその演奏につられてどんどん集まってきました。散歩で通りかかった人も立ち止まり、公演をそのまま最後まで観ている人もいました。

大脇さんの朗読と林さんダンスが共演するコーナーでは、『無名の罪人』という作品を披露しました。この作品は、同じ創造スタッフの仲間で、美術系の小西祐矢さんが書いたオリジナル作品です。大脇さんにより読み上げられる不思議な世界観の物語に林さんがダンスをつけていきます。時に激しく、時に怖さを感じるような展開の物語に林さんのダンスが加わることで、より一層物語の中に引き込まれるような感覚になりました。

林さん・松林さんによるダンスと、弓立さん・小田さんによる演奏のコラボレーションが最後に披露されました。ダンスも演奏も即興で創り上げていくこのコーナーは、日頃から作品を共に制作している創造スタッフだからこそできる技といえるかもしれません。
ゆったりと始まった演奏とダンスは、徐々に演奏の音が増え、勢いや迫力を増していくと、ダンスもそれに伴って動きが変化していきました。
林さんが松林さんをリフトしたり、喧嘩をしているような表現・表情もあり、コンテンポラリーダンスの幅の広さを感じることができる内容でした。
ダンスに演奏が加わることで、ダンスのみの時にはなかった表現、演奏のみの時には聞けなかった音などが、お互いの相乗効果によりどんどん溢れてきていました。

客席も屋外で芝生地ということもあり、座っている人、立っている人、寝転がっている人、ベンチに腰掛けている人。各々がリラックスできる状態で、公演を鑑賞していただけました。秋のさわやかな風の中で、芝生に座って観る公演は新鮮に感じていただけたのではないでしょうか。
今後も、文化の家では創造スタッフが手がける素敵な作品をどんどん公演していきますので、ぜひ、ご来場ください。

出演

舞踊系創造スタッフ 林友里菜
コンテンポラリーダンサー 松林由華
演劇系創造スタッフ 大脇ぱんだ
音楽系創造スタッフ 弓立翔哉(パーカッション)
音楽系創造スタッフ 小田智之(作曲・鍵盤)