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北九州芸術劇場×三重県文化会館×長久手市文化の家
東京デスロック「再生」劇団+現地バージョンツアー

30 分のシーンを3 回繰り返すという特異な構造を持つ、東京デスロック「再生」。
劇団バージョンと共に、東京デスロック主宰・多田淳之介さんの演出による2週間の滞在制作を経て行う長久手バージョン上演のため、11月12日、13日にオーディションを行い、7名の出演者が決定しました!!


お知らせ

  • オーディション概要を公開しました!(2022年5月1日更新)
  • 募集要項と申込み書を公開しました!
  • 長久手バージョンの出演者が決定しました!!(2022年11月22日更新)

長久手バージョン 出演者

岩田千鶴(gateau au fromage)

太田竜次郎(劇団エンジン)

小川敦子

髙木梨帆

田坂歩

手代木花野

福田健人

(敬称略、50音順)

 

東京デスロック主宰 多田淳之介さんから長久手バージョン出演者募集についてのコメントをいただきました!

この作品は常に「生きていること」を扱っています。構造は単純で30分の芝居を3回繰り返しながら、再生できない時間や命を描きます。生きていることを表現するのに生きている身体を超えるものはありません。それはこれまでも、そしてこれからも演劇が持つ使命だと思っています。今年の7月に北九州と三重でもそれぞれ現地Ver.を作り上演しました。出演者の個性によってここまで違う景色が立ち上がるのかと正直驚きました。さあ長久手Ver.です。どんな景色が、どんな時間を作れるのか、未来につながる出会いに期待しています。

公演内容

北九州芸術劇場×三重県文化会館×長久手市文化の家
地域の演劇文化を支える3つの劇場が、コロナ禍で果敢に挑む大型滞在制作プロジェクトがスタート!!

30 分のシーンを3 回繰り返すという特異な構造を持つ、東京デスロックの「再生」。
まったく同じ演技を“再生する”今作は、演劇界の常識を覆し、日本全国そしてソウルでも上演され話題を呼びました。
そんな今作が2023年2月に長久手で上演されます!
そしてなんと、劇団バージョンだけでなく長久手バージョンの制作及び上演が決定。
長久手バージョンでは、東京デスロック主宰の多田淳之介さんの演出により10日間の滞在制作を経て上演します。
俳優にとって非常に刺激的な挑戦の場になること間違いなし!ぜひ奮ってご参加ください。

ツアー情報[東京デスロック「再生」劇団+現地バージョンツアー]
《北九州》2022年7月9日、10日 北九州芸術劇場
《三重》2022年7月23日、24日 三重県文化会館
《長久手》2023年2月25日、26日 長久手市文化の家★東京デスロック『再⽣』劇団+現地バージョンツアー特設サイト ★

作品紹介

『再生』は同じ物語が 3 回繰り返され、その結果、繰り返せない「わたしたちの生」が浮き出てくるというのが特徴です。この作品を更に抽象化、身体表現化した『再/生』という作品で2011 年の夏、冬に全国ツアーをしました。その際ツアー先の地域のカンパニーと、この『再生』を共同製作し同時上演しました。2011 年夏と言えば東日本大震災での混乱もまだ収まらず、と思っていたら西日本は一切混乱していなかったことに衝撃を受けたツアーでしたが、横浜では中野成樹+フランケンズと、京都では KAIKA 劇団会華*開可と、青森では渡辺源四郎商店と、ソウルでは第12 言語演劇スタジオと上演しました。2015 年には快快(FAIFAI)が岩井秀人氏の演出(多田淳之介 原案)にて上演しています。『再生』は30 分の物語を3 回繰り返すという構造が全てとも言えますが、その繰り返される物語は上演と共に変わりつつあります。初演は集団自殺する人々が死ぬまでの30 分を繰り返しました。2011 年版では自殺であるかはあまりはっきりさせていません。30 分に一度サドンデスが訪れることは変わらずとも、そのことが想起させるイメージが、その場所、時代によって変わってきます。2017 年のサドンデスから私たちは何を見出すのか、繰り返せない、そして限りある生の中で紡がれる幸せを描きます。
東京デスロック主宰 多田淳之介
-(2017 年『ARE YOU HAPPY???〜幸せ占う 3 本立て〜』上演によせて) より抜粋

公演スケジュール(予定)

オーディション
稽古期間2023年2月14日(火)~ 2月24日(金) ※20日(月)は休み

【稽古】 2月14日(火)〜21日(火) 平日 19:00-22:00 土日13:00-21:00
【場当り・ゲネ】2月22日(水)〜24日(金)
※22日、23日は可能な限り終日参加 ※24日は終日参加必須
公演日2023 年2 月25 日(土)、2月26 日(日)
13:00 長久手Ver / 17:00 劇団Ver  (両日とも)

申込み・募集概要

オーディション日2022年11月12日(土)、11月13日(日) ※いずれかの日程で調整します
会場長久手市文化の家 舞踊室
募集人数7人程度
参加条件高校生以上/国籍・性別不問
上記公演スケジュールに参加可能な方
オーディション参加費無料
申込期間8 月15日(火)から10月30日(日)まで ※10月30日必着日
申込み先

窓口
長久手市文化の家
(受付時間:開館日の9:00~19:00)
郵送
〒480-1166 愛知県長久手市野田農201番地
長久手市文化の家
「東京デスロック「再生」オーディション係」宛
Mailbunka●nagakute.aichi.jp
※件名を「東京デスロック「再生」オーディション申込」と明記してください。
※送信の際は●を@に変更してください。
備考
応募多数の場合、書類選考があります。
オーディション詳細は11月6日(日)までに連絡します。
稽古場所はすべて文化の家内です。
出演料のお支払い/チケットノルマはありません。
稽古・公演にかかる交通費及び宿泊費等は自己負担です。

募集要項チラシ・申込用紙

 

募集概要・チラシ

申込用紙(PDF版)

申込用紙(excel版)


プロフィール

多田 淳之介 (写真:©平岩享)1976 年生まれ。神奈川県出身。演出家。東京デスロック主宰。古典から現代戯曲、ダンス、パフォーマンス作品まで幅広く手がけ、現代社会に於ける当事者性をアクチュアルに問い続ける。公共ホールや自治体、フェスティバルなどのアートディレクターを歴任し、全国の学校や文化施設での創作やワークショップ、韓国、東南アジアとの国際共同製作など幅広く活動する。2014 年韓国の第50 回東亜演劇賞演出賞を外国人として初受賞。東京芸術祭共同ディレクター/ ファームディレクター。四国学院大学、女子美術大学非常勤講師。

東京デスロック(写真:©bozzo)多田淳之介を中心に 2001 年より活動開始。大都市集中型ではない活動を目指し2009 年より東京公演休止を宣言。2011 年より「地域密着、拠点日本」を宣言し、全国の地域で活動する劇場や劇団とのコラボレーション、ヨーロッパ、アジアでの公演など国内外問わず活動する。韓国の第12 言語演劇スタジオとは 2009年以来共作を続け、2014 年には『가모메 カルメギ』が韓国で最も権威のある東亜演劇賞を受賞。近年では舞台と客席の境目のない体験型の作品も多く、様々な演劇的手法で観客との“現在” の共有を目指している。